自律神経は心と身体を中枢する神経で日常のストレス、環境の変化、女性ホルモンの影響、普段の食事等によりバランスが崩れ様々な不調を引き起こします。
症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。 自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。
自律神経のバランスが乱れると先ず全身の血液循環が悪くなり、毛細血管まで血液が行き渡らないと同時に酸素も行き渡らず、体温低下を招き様々な不調や病の原因に発展し、女性の場合ですと、女性ホルモンの分泌に影響し女性特有の不調を訴える方が少なくないです。
生活のリズムの乱れ夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが自律神経失調症を引き起こし、自律神経のバランスが崩れてきます。
肉体的に慢性的な疲労、だるさ、めまい、肩こり、腰痛、偏頭痛、頭痛動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、耳鳴り、婦人科系の不調、手足のしびれ、口やのどの不快感や渇き、頻尿、残尿感、
精神的な面ではイライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、憂鬱になる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる等の症状を引き起こします。
足もみ治療では、特にコルチゾールやアドレナリンといった自律神経を担うホルモンを分泌する副腎、成長ホルモンの分泌、また副腎皮質への刺激、甲状腺への刺激を与え指令を出す脳下垂体、甲状腺、また腎臓・肝臓・大小腸・腹腔神経叢を併せて重点反射区として施術を行います。
やはり指圧時には圧痛を感じることが殆どです。精神的なストレス、食生活による身体へのストレスなどで過剰にホルモンが分泌され疲弊している各器官の働きを戻していきながら、自律神経を整えていきます。
整体治療では、多くの場合、身体に歪みや首・肩・背中・腰などの部位にも影響が出ていることが殆どなので、全身のバランスを直して、各部位を弛緩させて氣と血の巡りを整えていく事から始めていき、自律神経にアプローチしていきます。
自律神経系の不調は一日で発症するものではなく、日数を掛けて蓄積され症状として現れるものなので、施術は一定期間を設けて受けられることを推奨いたします。